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「そうかな。」
不思議そうにしているユノヒョンに俺は
「チャミだって甘える時くらいあるよ?」
「まじ?!」
俺の言葉に目を輝かせて食らいついてきたユノヒョン。
「うん。」
確かに考えてみれば
みんながいる前では俺がチャミにちょっかいを出してそれを嫌がるっていうのがパターンだったけれど
「めちゃくちゃ可愛いよ。」
甘えた時のチャミがどんなに可愛いか
みんなに自慢したいくらい。
「いろんな意味で最高。」
その時のチャミを思い出すと知らずに顔がにやけてくる。
「ユチョンヒョン。」
「ん?―うゎッ?!」
それまで黙って本を読んでいたと思っていたチャミが突然俺の腕を掴むと立ち上がった。
「チャ…チャミ?!」
見ろよ。
ユノヒョンだってびっくりしてるぞ。
「すみません。少し借りていきます。」
一言、そう言うと俺を引っ張って凄い勢いで歩き始めた。
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