morning coffe

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「ジェ―ジュ―ン。」 赤い僕の髪を長くて綺麗な指が撫でる。 「ほら、拗ねないで、こっち向いて?」 「やだ。」 「………しょーがないなぁ。」 「よいしょ」という声がしたかと思うと、一気に反転した僕の世界。 僕を見下ろすユノ。 「ジェジュンさん。キスしたいんですけど…いいですか?」 首を傾げて丁寧に伺ってくるユノにクスリと笑いながら首に腕を絡めた。 「やだっていったら?」 「…―拒否権なし。」 「ひどい。」そう言う前にユノに唇を塞がれてしまった。 誰もが認める僕らのリーダー。 常に完璧で隙がなくて。 でも そんな彼も僕のまえじゃ 子供のように無邪気でいたずらっ子。 愛して 愛されて 意識が途切れる間際に聞こえたあなたの声。 「愛してるよ、ジェジュン。」 2人で起きたら、一緒にコーヒーを飲もう。 そう思いながら、僕は意識を手放した。
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