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―ほんとに来るんですかね。
撮影の合間に起きた事の成り行き上、
まぁ、部屋に来ると言う意味の中には
そういうことも含まれてるわけで。
「はぁ゙~…。」
―なんだか、悔しいですね。
『あなただけでいいんです!!』
昼間の自分の失態を思い出せば、苦笑いしか出てこない。
―ほんとにどうしようもない。
僕は確実に彼に惚れてる。
今まではどちらかと言えば色恋沙汰に関しては持ちつ持たれつの後腐れない価値観しか持ってはいなかったのに。
『愛してるんだ。チャミのこと。』
―いつだって敵わないんだから。
悔しいけど、あのプレイボーイなエロウサギに。
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