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「ねぇ、気持ちよかった?」
―この、ド変態ウサギが。
明らかに僕をからかい始めたユチョンヒョンは締まりのない顔で笑ってるし。
「そんなの、言わなくてもわかるでしょ!!」
僕はそう叫ぶと返事の代わりに思いっきり枕を投げつけて背中を向けた。
「ぐへッ!」
反対に向けた背中から蛙をつぶしたような声が聞こえても、もう知らない。
「チャミィー。」
そんな甘い声だしても、もう知らない。
「ねぇ、」
何言われても
「チャミはさ…。」
もう知らないんですから。
「おじいちゃんになっても側にいてくれる?」
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