第一章:信仰の押し売りはお断り

7/12
前へ
/38ページ
次へ
神奈子「さて…あんた千秋って言ったっけか?」 千秋「あぁ。」 神奈子「千秋。元の世界に帰りたいという気持ちはあるかい?」 千秋「…答えはNOだ。元の世界に帰っても退屈でくだらねぇ毎日が待ってるだけだ。……帰りたくもねぇ。」 神奈子「そうかい。じゃあ住む場所とかは決まってるのかい?」 千秋「……決まってねぇな。紫にここへ送られたがそれ以降の事は何も考えてねぇ。」 考える暇なんか無かったしな。 まぁ何とかなるだろうって気持ちだったし。 神奈子「そうかい。んじゃあ決まりだね。」 諏訪子「だね。」 千秋「?」 なんだ? 神奈子「あんた、今日からここに住みな!」 千秋「は?」 いきなり唐突な。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加