第一章:信仰の押し売りはお断り

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~同時刻:外界 茨城県下妻市~ その頃、とある人気のつかない公園で一人の大柄な青年が返り血で真っ赤に染まって佇んでいた。 周りにはのされた男が6人程倒れていた。 佇んでいる男は千秋にライバル心を剥き出しにしている本川夏樹。その男であった。 夏樹「けっ!俺に喧嘩売るなんざ百光年はぇぇんだよ!」 光年は距離である。 夏樹「…あーあ、くだらねぇ時間だったぜ…にしても千秋の野郎…今日の借りはぜってぇ返してやる…」 キョカカカ!! フォン!!フォン!! ボボボボボ… 独り言を呟きながら愛車のXJR1300に火を入れる夏樹。 夏樹「これに懲りたら俺に喧嘩売らねぇ事だな。」 フォァァァ…!! 不良達に警告して夏樹は去って行った。 不良の一人「けけけ…馬鹿め…これでてめぇは終わりだ……本川夏樹ぃ!!……ガハッ!!ガハッ!!」 不良達の企みに気付かずに。
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