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え!
気づいたの?こんな短い間に!
この人…ただの酒場のママじゃないんだ、なにか秘密があるんだ
ローグは、またロンに目線を移した
「ロン!これが事実なら、私の予想が当たっているなら……
もう、目的は達成してるじゃない!なんであなたは今、こんなことをしているの?なんであなた、ター………」
ドカッ!!
ロンが言葉を遮った
「あらあら!
冷徹なロンちゃんがえらくご立腹なこと!どうしてそこまで必死になるの?あの時は………」
キンッ!
「それ以上喋るなぁぁぁぁぁーーー!!!!」
初めて知った…
ロンの武器は刀だった。
柄も鞘も刃も黒
すべてを吸い込むような…そんな刀だった
「あらあら~もうどうしたのかしら本当にもー………
スタークちゃん、あなたすごい子ね。ロンちゃんを、こんなに変えちゃうなんて…」
ローグは、困った顔をしていた
「仕方ないか……
ロンちゃんを変えたあなたが、世界をどう変えるか観て見たくなっちゃった!」
フッと電話のようなものが、ローグの手に突然現れた
そして、誰かに電話をし始めた
「もしもし・・・マジュラもしもしー私よ~そうよーお久しぶり!あれ?そうだったかしら?まぁ、それは置いといてー、任務は失敗みたい。
今、キール・ロンの報告がありました。あの子が失敗するなんてねー。なんでも、設置系の魔法で敵が近づいた瞬間に、安全なところへ移動する仕掛けがされてたみたい!
さすがにそこまで用意されてるとね。あの子~、任務は初失敗じゃない!なんか落ち込んじゃってて・・・かわいいわねー!若いって!
それでは報告以上よ!ロンは任務から外します!また違う任務にするわ!
じゃぁーねー!
すべては、ステラのために!
ウフッ!それでは!」
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