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死神は飛んでいく鴉を少しの間眺めて歩き出す。──なにもない場所に… 床がなくなり空中に足を出した、だが死神が落ちるわけもなくただ真っ直ぐに歩いていく その先には何があるのか…? ふと目の前に黒い物体が現れた 《よぉ死神》 《……》 物体は背中に黒い羽を持ち、体は15歳前後の男の姿だった 《なぁ…いい加減俺らの仕事邪魔するの止めねぇ?》 《それが此方の仕事だ。》 《チィッ何で運命通りに殺すんだよ。運命なんか関係なく人間は死ねばいいさ》 そう言うのは黒い物体…いや、悪魔なのだろう。 悪魔は見境なく人間に悪戯をし、殺す それを止め、運命通りに人間の生命を終わらすのが死神の仕事… 《まぁいいさ。どうせこの地域の死神はお前だけだしなぁ…? 何で他みたいに一つの地域に5人ほ…《黙れよ…イカレた悪魔め》…ハイハイ。》 じゃーなぁーっと悪魔は脳天気に姿を消していった…
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