プロローグ~森の少年~

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「何だ、これは・・・」 この怪しいギルドマスターであるらしい男(以下GM)は、森の入口で立ち止まった。 森の中から死臭が立ち込めているのだ。 つまり、森から帰ってこなくなった者は、ほとんどが死んでしまっている可能性が高いということ。 「これは、面倒な仕事になるかもな・・・」 一応、最初からこの依頼の後処理にGMが起用されたわけではない。 未処理依頼の処理担当である、手慣れたギルド員がこの森に向かったのである。 しかし、他の被依頼人と同じく帰ってこなかった。 この事態を重く受け止め、GM直々に調査することとなった。 ん、さっきあんなことをGMが叫んでいたのは、ご愛嬌ということで。。。
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