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「それじゃあ、プールで…」
由希と夏目は女子更衣室に…
俺はいつもの癖で、祐介の後について男子更衣室に入ろうとして、夏目に手を引っ張られる…
「もう!世話がやけるんだからっ!」
「あ……悪い…」
夏目に手を引っ張られながら俺は女子更衣室へ…
「あ、あったあった♪」
と、フロントで貰った鍵の番号と同じ番号のロッカーの前に来る由希や夏目…
「……………」
俺は周りを見て、今にも鼻血が大噴火する5秒前だった…
「なにやってるの?桜着替えないの?」
由希の隣のロッカーを使う夏目が、シャツを着たまま水着に腕を通していた。
「え?あ、ああ…私は…」
と言って、由希を見ると…
「ん、っしょ…と…」
!?
由希がガバッとTシャツを脱ぎだしたので、思わず鼻を押さえる俺…
続けて、ブラのホックに手をかける由希に…
「あ!ちょ、ちょっと…」
「ん?」
どうしたの?
と言ったような目で俺を見る由希…
「わた、私、先にプールサイド行ってるね!!」
と言って、ダッシュで更衣室を抜け出してきたのだった…
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