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迷路の森は、入っていくにつれニューセイルの賢い馬もさすがに通りづらいくらい足元の状況の悪さだ。
「おい、ホント~にあのイプシロンっつー魔法使いが通ったとゆーのか?」
「服が破れたってゆー形跡がありそーね。」
「足場悪いな。未開の地か?」
「魔物がいるとされてるから危険じゃない?」
「けどよー、なんでイプシロンっつー魔法使いはこんな超危険地帯に迷い込むよーなくらいの迷路の森に入ったんだ?」
アルファンの言葉に5人が立ち止まった。
「そーいえば。」
夜、6人は古びた山小屋で休むことにした。
ローレライとカインとタウロスは寝てしまってる。
一方、アルファンとエルメスとニューセイルは、なぜイプシロンが危険地帯の迷路の森へ行ったか考えていた。
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