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次の日!
アルファンは城の門前で荷物を抱えて立っていると、2人組の男女がやってくるのがみえた。
コレには見覚えがある。
ローレライとカインだ。
「おい、おめーら!別についてこなくてもいーんじゃねーか?」
ローレライが首を左右に振った。
「ダメよ!約束したじゃない!あたしたちと迷路の森を探険するって!」
「だっけか…………?」
「アルファン、そいつら、友達か?」
割り込んできた声に振り向くと、タウロスが立っていた。
カインがタウロスを指差してきいた。
「アルファン、知り合いか?」
「ん?こないだこの辺で暗殺実行犯を一緒にやっつけたんだ。タウロスってんだ!」
「見るからに強そーねー。」
すると、門の扉が突如開いた。扉から国王が現れた。
「勇者・アルファンよ、よく来てくれた。そちらの3人は付き人かね?」
「はい、そのよーなものです。」
「よかろう。中に入るがよい。」
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