‡CHAPTER・1‡  †ワラクテの章†

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案内された部屋には、緑色のローブの男と、銀であしらった紫色の鎧の女がいた。 「紹介しよう。青魔法使いのエルメス・アイセラ・メナ・サスアラと、我が国の女勇者の1人である、女騎士のニューセイル・サブリーブ・ルナ・ベーチェだ。エルメスは我が国の王家も認める最高の魔法使いだ。そしてニューセイルは、我が国でも6人しかいない女騎士であり、誇り高い勇者だ。戦闘能力もかなり優れている。」 そして、国王の手招きで数人の鍛冶屋が現れた。 「こいつらはいい武器を作ってくれるぞ。」 そして、国王は勢い良く歓声をあげた。 「若き頼れる勇者に大歓迎の祝宴を執り行う~っ!!」 アルファンたちは祝宴と聞いて興奮した。 「祝宴だって!聞いたか、おめーら!」 「超うまいご馳走に歓迎のあれこれ!!」 「かっこいー武器にかっこいー鎧!」 「いやぁ~幸せじゃないか~♪」                       その晩、ワラクテのアンタ城で、盛大な祝宴が行なわれた。
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