41人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は小さいとき、イライラすると手の甲を噛んでいた。
頭を、壁や床にぶつけたりもした。
そうすれば、お母さんが飛んで来て、僕に気づいてくれるんだ。
手を噛むと、血が出たりして痛かったけど。
イライラしなくても、不安じゃなくても、僕は手の甲を噛んでみた。
やっぱりお母さんは、来てくれる。
そしてね、ビデオやオモチャを用意してくれたり、僕の話を聞いてくれたり
ゆっくり僕にかまってくれるんだ。
僕は、寂しいときや退屈なときも"自傷行為"をするようになった。
最初のコメントを投稿しよう!