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だが、サツキは大体の予想ならあった
ただ、それが正しいとも言えないので黙っているだけである
そんな中、クォーツがポーズをとりながら
「君達にやってもらうのはぁぁぁ~~~っっ、
これだぁっ」
妙に高いテンションとともにどこに用意していたのだろうか
正面から巻かれた紙が降ってきた
(あいつ、もしかしてこれを用意して……)
昨夜会った時から既にどこかおかしいとは思っていた
が、無意味な詮索をする時間もあまりなく
皆と一緒にその内容を見る
『第一回 腕自慢大会
イエ~イ パフパフ』
最後の二単語は激しく意味がないとしても
何がやりたいかは大体理解出来た
「要するに今から簡単な力比べをしてもらうよ
せっかく全員集めたんだから自分のクラス以外の人と戦ってもよし
治療師や戦いたくない人は別の場所は待機して、
怪我人が出たら君達の出番さ
まぁ、新入生の歓迎会だと思って気軽に
一応、医療の先生とか呼んであるけどあまり無茶しないようにね」
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