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ロンドビルはフィールドに残っている三人を手招きで集める
「なんだよ急に?」
せっかく一人で集中していたために不機嫌なアルフォントだったが、
「話があるー」
ロンドビルが一言、
「あんまり大怪我させないようにー」
「………、」
そんなことかよ、と三人はそれぞれ散っていった
「あの、
ロンドビル先生?」
「なんですかー
レベッカ先生?」
「なんですか、じゃありません
貴方は今、自分の生徒達を脅威にさらしたも同然のことをしたんですよっ!?」
レベッカはロンドビルが自分の考えたことと全く逆なことをしたことに驚いていた
「そもそもDクラスが他のクラスに勝てるわけが……」
バッ、
ロンドビルがレベッカの顔の前に大きな手を見せ付けるように広げる
「っ!
……何の真似ですか?」
「Dクラスが勝てるわけがない
そう言いたいんですね?」
見た目は変わっていない
変わっていないはずなのだが、どことなく雰囲気が一瞬で変化したような感じがした
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