-発病-

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ある日、平穏な日々から気がつけば私は知らない病に犯された… したくもない症状が突然現れた… そして、知りたくもない自分の限界を見てしまったような気がした… 何故、何故、何故…!?決してわからない… …何故こう成り下がった自分がいるのか… …自問自答の日々を続ける… 辛く、情けない自分に怒りを覚え、毎日泣き喚く夜… 人の優しささえ…ときに欝陶しく思え、情けないとさらに感じ、こんな自分を責める日々… 「私なんていなくなったほうが良いんじゃないか…?」 「何処か遠くに行ってしまおうか…」 「どうせ私なんか何もできない奴なんだ…」 …そんなことさえも思った… 周りの指示に従い、いつも気を遣い、人の顔色ばかりうかがって、生きてきた自分… 「わがままなんて言わない、言えない…」 なのに何故…何も悪いことしてないのに…ずっと我慢して、自分より他の人の為に…と心掛けてきた自分に…何故私に神は罰を与えたのか…? …考えても考えても…答えなんて見つからなかった…
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