第1章始まりのカウントダウン

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名前は… NISSAN シルビアS15 100万くらいしたらしいがその金は全て高校生活でのバイトの積み立てらしい。今考えたらよく100万も稼いだものだなとかんしんする。 そのシルビアに乗ってから先輩は人が変わったかのように車にのめり込むようになってしまった。 そして迎えた卒業式… 先輩は何かに取りつかれたかのように残酷で冷酷な瞳になったまま卒業していった。 俺にはそこまでのめり込む理由なんてわからないし、自動車なんてそこまで好きではなかったからか変わってしまった先輩の気持ちがいまいち掴めなかった。 高校では自動車運転免許の取得は許されておらず。正直無許可で先輩は取った。 先輩が卒業して、俺が高3になった年の夏休み… 俺は県外にある自動車教習所で免許を取った。免許センターも県外にして…。 先輩をそこまで魅了して取り付かせる自動車とは何かをしりたかったから…。
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