第二章 秘密基地

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    ストン‥ あたしは先生の隣に座った 『ココアちょーだい』 『はい‥』 ドキ ドキ ドキ ドキ ‥ あたしの心臓の音が響く 先生に聞こえてたら どーしよー‥ 『なあ‥』 ビクっ!!!!! 『なっ‥なっ何?』 『ぷっ‥ビビりすぎ』 『びっビビってないもん!』 あたしは自然に俯いた 『俺ちょっと仕事終わりにしちゃうわ』 『うん‥分かったあ』 よいしょ‥と言って 先生は立ち上がり パソコンに向かった あたしはソファに座りながら 先生の後ろ姿を見つめていた  
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