第二章 秘密基地

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  優乃side あたしは夢を見た 真っ暗で怖くて歩けなくて 誰かが手を差し延べてくれたけど 何故かあたしはその手を 握らなかった‥ その人はどんどん いなくなっちゃって そしたらいきなり 光に包まれたの 眩しくて目をつぶったの そして目を開けたら 誰かに抱きしめられてて 誰だか分かんないけど ものすごく安心したの‥ 暖かくって心地よくて 幸せだった そしてこの匂い‥ かいだことのある匂い あっ‥先生‥? まるで先生に 抱きしめられているみたいに 先生の匂いに包まれてる 何故かすごく安心する‥ そしてまたいつの間にか 優乃は目を閉じた 手はしっかりと 先生を抱きしめたまんまで‥  
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