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しがみついた背中に そっと爪をたてて わたしを刻み込んだ もっと夢のなかへ ひらひら舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆらさ迷い 逝き場を無くした その手でその手で私を汚して 何度も何度も私を壊して 汗ばむ淋しさを重ね合わせ 眩しくて見えない闇に落ちてく いつか滅び逝くこのカラダならば 蝕まれたいあなたの愛で この病に名前が あれば楽になれる はみ出す事が怖い どうか群れのなかへ ひらひら舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆらさ迷い あなたを見つけた この手でこの手で あなたを汚して 何度も何度も あなたに溺れて 背中合わせの不安と悦び 波打ちながら私を突き刺す いつか消えて逝く この想いならば 今切り裂いてあなたの愛で .
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