仁也物語

１

「とりあえず社長に報告だな！」

「うん。産休も貰わないといけないし、仁也どうしよ」

「連れてけば？」

「じんやしゃちょーとこいく！」

「決定！」

「みんなにはどうしよっか」

「みんなには安定期だっけ？入ったらでいいんじゃない？」

「でも産休もらうんだよ？安定期まであと少しあるし」

「じゃぁさ今日パーティーしねぇ？」

「ぱーてぃー？」

「そう！パーティー！」

「けーきありゅ？」

「あるよ！」

「いいの？」

「めでてぇんだからいいんだよ(笑)」

「うん！やる！」

「よしっ！」

～社長室のまえ～

「はぁ」

「大丈夫だって！！」

「俺まだ仕事残ってるんだよ・・・」

「それ全部おれが引き受ける！」

ｺﾝｺﾝ

『あっ！』

「YOU！勝手に入ってきちゃダメじゃないか！」

「ごめんなさい・・・」

「YOUお名前は？」

「あかにしじんやです！」

「あぁ！あかにしとかめなしの！ママとパパはどこだい？」

「どあのしょと！」

「YOUたち入りたまえ！」

「しつれいしまぁす！」

「ちょ！！じん！」

「今日の用はなんだね？」

「2人目ができました！！しかも双子なんですよ！！」

「よかったじゃないか！仕事の方はどうするんだ？」

「医者には・・・あの・・・・」

「ん？」

「医者には・・・今すぐ・・・・産休をと言われました」

「そうか・・・仕事あるんだがな」

「それおれに回せますか？」

「あかにし！？」

「マネ！かずやの仕事内容は？」

「明日映画の番宣。明後日は映画雑誌の取材。その次の日は・・・・・・・・・んで10日後に映画試写会で以上」

「……………おれご○く○ん映画はでてないよ・・・・」

「俺やっぱ」

「YOU医者の言うことは絶対だ！」

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