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「望月さん・・・望月さん」
「ん・・・」
薄目を開けた洋介は文字通り飛び起きた。
そして香那美の顔と、周りを見てあたふたしている。
「・・・・覚えてますか?」
洋介は一通り慌てた後、少し考えてぼそりと
「覚えてる」
と言った。
「香那は?」
・・・はい?香那?
えーっといつの間にそんなに親しくなったのでしょう・・・
突っ込みたかったが、今はそれより昨日のことの方が気になる。
「覚えてないです・・・教えてください・・・ってか私達別に何もなかった・・・ですよね」
洋介は香那美を一瞥した後香那美の後ろの時計に目をやって、
「とりあえず時間ないし、シャワーかしてもらえないかな」
と言った。
これは・・・
どういうことだろう。
何かあったってこと?
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