2 同僚のアナタ

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「望月さん・・・望月さん」 「ん・・・」 薄目を開けた洋介は文字通り飛び起きた。 そして香那美の顔と、周りを見てあたふたしている。 「・・・・覚えてますか?」 洋介は一通り慌てた後、少し考えてぼそりと 「覚えてる」 と言った。 「香那は?」 ・・・はい?香那? えーっといつの間にそんなに親しくなったのでしょう・・・ 突っ込みたかったが、今はそれより昨日のことの方が気になる。 「覚えてないです・・・教えてください・・・ってか私達別に何もなかった・・・ですよね」 洋介は香那美を一瞥した後香那美の後ろの時計に目をやって、 「とりあえず時間ないし、シャワーかしてもらえないかな」 と言った。 これは・・・ どういうことだろう。 何かあったってこと?
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