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『都合がよすぎるわね…何か企んでる様に見えなくもないわよ?』
最もらしい意見だった。
『ふん…欲を言わば、元の世界にてプロリーグの開催をと考えていた。しかしこの様だ…。戻る方法はおろか、此処が『訳ありな世界』と言うことも巫女らに教わった。それに、新たな環境にて開催してみるのも悪くはないだろう。その理由でこの条件あり、と言うわけだ。分かったか?』
十分に納得のいく理由だった。
『なるほどね、理解したわ。じゃあその条件、この比那名居天子が呑んであげる。か、感謝しなさいよねっ!』
両者の望み通り、すべてがうまくいった。
と思う。
『では、善は急げだ。早速解説に入りたいのだが…』
『此処で良いんじゃない?人もいっぱい居るみたいだし。』
その言葉通り、割と多くの人が集まっていた
『私は中国人じゃないんですってば…』
『あたいったらさいきょーね!』
『そーなのかー』
『あーうー!あーうー!!』
『ゴキブリって言うな…ゴキブリって言うな…!!』
半ば呆れながらカイザーは言う。
『…次章から解説に入る。』
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