プロローグ

2/6
前へ
/7ページ
次へ
ここは空に浮かぶ島々で構成される世界【グランガイア】。 10年前『魔神聖戦』で国々は壊滅した。 しかし、3国のプリンセスに選ばれた3人と、民衆により奇跡的な復旧を遂げていた。 プリンセスは魔神を倒した『八英雄』の中の3人である。 しかしまた、ここにきて再び各地で魔神出現の情報が聞こえてきた。 それにより、プリンセスは自らの考えを全面に出す。 騎士都市ヴェル・ジ・バーナのプリンセス、パルメアは『魔神の完全消滅』。 魔導都市ラデューゼスタのプリンセス、ログ・ノードは『魔神の活用』。 工業都市ファルバイド=セブンのプリンセス、ルディアスは『魔神への不干渉』。 3国がバラバラの考えを持ち、対立しているなか、最悪の情報が世界を驚愕に陥れた。 「エリーフルにアード・ホールに通じる道が拓かれた……。」 と。 魔軍の本拠地とも言えるアード・ホールは魔神聖戦で人類が封印し、外部からの侵入を防いできた。 しかし、拓かれた今、すべての国が考えることは一つ。 『他の国より早くアード・ホールを占拠し自らの考えを実行する。』 ここに、3国の争いが幕を開けた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加