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第七話 未来へと導くど~る
来夢:第七話 未来へと導くど~る
紅蓮:アイツ、訳のわからねェ事ばっかり言って未来に消えやがったって言うのか
彰:馬鹿、お前は黙ってろ。来夢、未来からこっちにどうやって来たのか覚えてないのか?
来夢:ど~ると戦って、何時も俺が勝手に気絶してたでしょ?
その時みたいに、勝手に口が動いて
彰:何か呪文みたいなのがあるのか?その呪文は覚えてないのか?
紅蓮:別に良いんじゃねェか?遊希だっけ?
アイツが居ても居なくてもこっちの戦力にはならなそうだしな
来夢:そんなことないよ!!
遊希は、遊希にはきっと何か二人みたいな俺を助けてくれる力を持ってる
紅蓮:そう、だな。じゃあそしたら、
この砂時計の紫の色が消えちまったってのはどう言う事なんだ?
来夢:俺にも良く分からないんだ
彰:ゆっくり、ゆっくりで良いから何か思い出せそうな事あったら言いな?
俺達が聞いてやるから
来夢:……夢、夢を見たんだ!!この間……髪が、黒い色をしていて
……目が真っ赤で、その目が俺を見つめていて……
そうだ、その人が俺に手を伸ばして来たんだ
紅蓮:来夢?大丈夫か?
彰:無理して思い出す必要はないさ
来夢:でも!!でも……なんだかとても嫌な予感がするんだ
彰:嫌な予感、か……
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