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第八話 決戦の時を知らすど~る
夢落:第八話 決戦の時を知らすど~る
来夢:この国は昔、とても治安が良かった。
緑豊かで動物も人間も仲が良く文句を言う人間等一人も居なかった。
魔法や占いを信じる習慣があって、マジシャンや占い師なんてそこら中に居た。
町の人は皆優しく声をかけてくれた。
俺の居た未来はそんな光景。
そんな時、ど~るが騒ぎ出したんだ。
誰が造ったかも分からない。
人間に程近い人形、それが『ど~る』
国王は直ぐにど~るの手によって暗殺された。
王女は自分の子供である王子を庇って亡くなった。
王子は一命をとりとめて今も何処かに存在しているらしい。
俺はこの砂時計で、未来から紅蓮達の世界に来た……使命を果たす為に
彰:来夢、お前は此処に来た事があるのか?
来夢:え?あ、あぁ……うん、ちょっとだけね
紅蓮:アンタ、ここの城の人間か?
雷雅:NO
紅蓮:ノゥー……?なんだか良くわからねぇが、此処に遊希って言う奴は居ないか?
雷雅:OH、YES。それなら、この先にある突き当たりの部屋に居るぜ
紅蓮:そうか、ありがとうな
紅蓮:おい、テメェ。どう言う事だ
雷雅:HA!!なかなかセンスのあるボーイだな、
遊希のところに行きたいって言うなら俺を殺ってから行きな
紅蓮:ただじゃ通してくれねェってわけか
雷雅:俺は雷雅、ライガ・インゼス。短刀使いの傭兵だ。What you a name?
紅蓮:紅蓮だ。良く覚えとけ
雷雅:OKOK、紅蓮。勝負と行こうか
紅蓮:あぁ。……来夢、彰さん。お前等は先に行っててくれ
彰:任せた。来夢行くぞ
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