第一章 破壊のど~る

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来夢:あれは…人形なんだ。人の命で造られた 紅蓮:人の、命で…… 来夢:俺はその人間の命で造られた人形を破壊するためにココに時空を越えてきたんだ…    俺の住む未来はその人形達で怯えて暮らしてる。    (唐突に)この世界に定められた刻印を押された仲間がいるんだ!!    お兄さんがそうなんだ……信じて、くれるわけないよね…… 紅蓮:そうか……小さい頃からじじいに言われてたんだよ。『お前には使命がある』ってな。    生まれた頃な、紋章が浮かび上がったらしくて。 でも5歳の俺の手の甲にはそんなもんねぇし嘘だと思ってたが… 今は確かに俺の手の甲に白い光が浮かんでる それに、俺にはもう帰る場所はねぇからな… 紅蓮:俺の家ー!! とにかく来夢。俺はあのドールを壊せば良いんだろ。    さっきは泥棒扱いして悪かったな 来夢:…ううん。ありがとう、紅蓮    来るっ!! 紅蓮:ど~るか!? 来夢:紅蓮後ろ!! 来夢:痛く汚れた命よ、過ぎ去った時間と共に消滅せよっ!! .
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