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「さっ…380っ…!
ふざけんな!
暴利にも程があんだろ!
払える訳ねぇよ!そんなの!」
「…カイジ…まだ自分の置かれた状況がわかってねぇみたいだな…
…おい」
遠藤が声をかけると、ドアの向こうから黒いスーツにサングラスをかけた男達が現れた。
「なっ…なんだよ!?脅しっ…!!!」
ゴフッ!!
「かはっ…!」
男の1人が突然カイジを殴り倒し頭を抑えつけた。
「俺達はプロだからさ…どんな事をしてでも取り立てる…」
「ゲホッゲホッ!……」
「俺だって本意じゃないんだこんな事…
だがな、先に裏切ったのはお前の後輩なんだぜ?
こっちも借金踏み倒されて困ってんだよ」
「………俺にどうしろってんだよ?
…今の俺には借金の利息分の収入も無い…本当に払えねぇんだ…」
「……実はな
お前みたいな行き詰まった負債者にうってつけの良い話がある…」
「…え?」
ざわ…ざわ…
ざわ…
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