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「あー兄貴、行ってらっしゃーい」
「おう、夏美! 行ってくる!」
ダダダタ…バタン!!
「……朝っぱらから
騒がしいなぁ……ウチは…」
「おぉ! 夏美!おはよう」
「おう、親父」
「………何だか最近2人とも
パパに冷たく感じるよ……」
「きのせいだろ」
「…………」
――――――――
今俺は学校まで爆走中だ。
ちょうどいいので自己紹介でも
しとこう
俺は佐藤優。
高校1年生…趣味はサッカー。
身長175㌢、体重58㌔
好きな食べ物…蜜柑
嫌いな食べ物…納豆
まあこんなもんだな…
ああ、それと…俺を起こしたのは親父の佐藤健二。バカだ。
それと…妹が佐藤夏美。
俺に似たのかサバサバしてるな。
「ゆーうちゃーん!!」
後ろから女が話しかけてくる。
「ふー…追いついたっ」
こいつは宮澤花梨。幼なじみ。
何でも話せる仲ってやつだ
「珍しいな、お前がこんな時間に学校行くなんて…」
「いやぁー、途中で犬と遊んでたら時間が過ぎるわ過ぎるわで…」
…まあ、こいつも基本はバカだ
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