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「はぁーっ、間に合ったねー」
「危なかったなホント…」
俺と花梨は同じクラスだ。
「おぉ? またカップルで
登校かよお前ら」
こいつは山口サトル。
中学の時からの親友だ。
大体普段はこいつとつるんでる
「あぁ? んなわけ…「全然違うよ山口君! たまたまホント偶然そこで会っただけだし!」
……そんなに否定せんでも…
「かっかっか…とりあえずすぐにHR始まるから席着いとけよ」
そうしてまた長い1日が
始まった。
いつものように教室に響き渡る
先生の声。
いつものように騒いでいる友達。
しかし、今日は少し
変わったことがあった
授業の途中から体調が悪く
なってきたのだ
「先生、気分悪いんで保健室
行ってきます」
俺はそう言って保健室へ向かった
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