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………や、やばい……
非常にやばい……
この体勢は…すぐ横に女子の
顔が……手はしっかりと
握られてるし…。
起こしたらこの女子に怪しまれるのは目に見えてる
つかこいつ起きてんじゃねぇか?
とにかく逃げよう…
「うぅ~ん…
ケーキが逃げてくよ~…」
「…俺をケーキ扱いかよ……」
「逃げる前に食べちゃお~」
「えっ? ちょ…まっ…」
女子は口を俺に近づけてくる。
俺は必死にそれを避けて
ベッドから一瞬で離れる
「むゃ~…逃~げ~た~なぁ~」
「…ったく、何しても起きねーんだろーなこいつは…」
俺は辺りを見回す。
「…ん? なんだ? これ」
机の上に置いてある錠剤に
気が付いた。
横には頭痛薬の箱が置いてあったので勝手に飲むことにした
ゴクン
「ふぅ……………………………………………ん? 何か……体が……あちぃな…」
俺はそのまま地面に倒れた
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