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「なんで?お前なんかあったか?」
意味がわからないから聞いてみたが…
「いや、俺じゃなくて海斗が無理っぽいって事…」
俺が?
俺は暇だから誘ったんだが…
「お前も頭打ったのか!」
「はぁ?なんで頭打つんだよ、大体“も”ってなんだよ。」
いや、母さんがさ…
なんてのはどうでもいい!
「なんで俺が無理なんだ?」
「ん…?いやさ、あれ…」
雄太が指を差す方を見ると…
「神城海斗!どうせ暇なんでしょ?付き合いなさい。」
と俺を指差しながら神崎梨杏は怒鳴るように言った
なんだか嫌な予感がしたので
「い、いや、俺は雄太と帰「俺、用事あるから帰るわ!じゃな、海斗!」
…
……
……はぁっ?
逃げた…だと!
「行くわよ!」
気が付くと俺は神崎梨杏に右腕を引っ張られ引きずられていた…
「痛ぇ!離せ!」
「アンタが自分で歩かないからよ!」
俺のせいっすか!?
「つか、どこ行くんだよ!」
すると彼女はいきなり止まった
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