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「お、おい!まさか父さんもこいつを泊めるとか言うんじゃないだろうな!?」
「お前、何言ってるんだ?」
お?もしや
この人はわかって…
「当たり前じゃないか、こんな時間にこんな可愛いお嬢さんを外に出したら拐われてしまうだろ?」
…なかったー!
やっぱり父さんもただの馬鹿だ!!
「まさか入学初日から女の子を家に泊めるなんて、大したもんだ」
父さんはそんなことを言いながらリビングに入っていった
いやいやいやいや!
俺は泊めるなんて一言も言ってないぞ!どうする、どうするんだ俺は!
「…はぁ、アンタの両親は色んな意味で凄い人ね…」
神崎は溜め息をつきながらそう言った
てかキャラ戻ったな…
「あぁ…悪いな。それよりどうすんだ?家に帰るなら今のうちだろうけど…」
「家に…ね、でも今出たらアンタの親が…」
確かにそうだな…
騒ぎまくって近所迷惑になりかねない
さてどうすればいい?…
「―――わね…」
「ん?なんか言ったか?」
今後の事を考えていたばかりに彼女の言葉を聞き逃してしまった
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