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母さんとの話(半分自分の男としての本性との戦闘)の後、部屋でテレビを見ていると…
「お風呂…出たわよ、えっと…」
白一色のスウェット姿の神崎が戻ってきた
なんか、湯上がりの女って凄い魅力的?だな…
「あ、あぁ、ありがとさん。あと、海斗でいい。んじゃ、俺入るから、適当になんかしてて?」
「あ、うん…」
俺は着替えを持って風呂場に向かった
―…。
結局神崎を泊めることになっちまったけど、いいのか…?
まぁ、神崎の両親は帰ってこないらしいし、母さんは神崎のこと気に入っちゃったみたいだし、父さんは…―
考えてみれば、今日の朝のあいつの一言が始まりじゃないか…
大体なんで俺なんだ…?
―…。
ふと浴室内の時計を見ると10時30分を回っていた
「よくわかんね…」
俺はさっさと風呂を出て、体を拭き、服を着て部屋に戻ろうとした
…途中、階段でやけにテンションの高い母さんとすれ違ったが、この時は気にしないことにした
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