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「あら海斗、どうしたの?あと、見えないからどいて頂戴♪」
母さんはお茶を飲みながらテレビを見ていた
「どうしたじゃねぇぇ!なんだよあれは!!」
「海斗、静かにしなさい…今何時だと思ってるの?それと、あれって何かしら?♪」
おい、顔ニヤけてんぞ?
何って、わかってるだろ…
「神崎を俺の部屋に泊める気か!?」
「何言ってるの?当たり前じゃない♪」
何が当たり前なんだ…
つか親が二人揃って同じこと言うか…
「おいおい、あいつは女だぞ?」
「そんなの解ってるわよ」
わかってて俺の部屋で寝かせる気かこの人は!
「なんで男の俺の部屋に女のあいつを…」
「ふふ♪まぁそうね…、対策を考えましょ。」
対策…少しはまともになるならそれでいい…
「じゃ、私は寝るわね、おやすみ~♪」
は?
「え?対策考えるんじゃねぇのかよ!」
「何言ってるの、自分で考えなさい♪じゃ、アンタも早く寝るのよ~。」
もうコイツ…
意味がわかんねぇよ…
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