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着替えやらなんやらを済まして階段を降りる
「ふぁ~、ねみぃ。」
イマイチ実感がなくて欠伸が出る…
―――
「おはよう、海斗」
リビングに入ると新聞を読みながら父さんが声をかけてきた
「ん、おはよ」
と一言返して朝食が並んでいるテーブルの自分の椅子に座った
「今日から高校生か~、早いなぁ」
朝食を食べている時父さんがいきなりそう言った
「あぁ、俺的にはあと1ヶ月くらい休みが欲しかったな」
「そうか?まぁこれからも色々あるだろう。一生に一度の高校生活、楽しめよ?」
いいなぁ、俺も高校時代に戻りたい。と言いながら父さんは家を出ていった
「海斗~、今日は午前中だけだったかしら~?」
母さんが朝食の洗い物をしながら聞いてくる
「あぁ、今週は午前中で学校終わるだろな~」
本当に?と聞かれれば言い返せないが、中学の時はそうだったし、多分一緒だろう。と勝手に決める
平気だろ…多分…。
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