出会い

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「神崎梨杏、よろしくお願いするわ…」 (カンザキ リナ)と名乗った女は更に 「それと、神城海斗!貴方…私の僕になりなさい!」 と言い放った… ……え? 「……は?」 クラスの全員が俺の方を向く 俺何かしたかっ!? 「いい?わかったわね!?」 いつの間にか俺の目の前まで移動していた女は、強めの口調と鋭い目付きでそう言う…が 全くもって 「意味がわからん!なんなんだいきなり…」 「まぁいいわ、貴方に拒否権はないから。」 女は淡々と告げると自席に戻った 「………ん?」 呆然と彼女を見ている。と後ろから肩をつつかれ振り向くと雄太が 「あれ誰?あんな可愛い子知り合いにいたのか?」 「知らん、会ったことどころか見たことすらない…」 いや、マジでw ってか今の何!? 俺なんかしたか? してしまったのかぁ!? ――― そんな一件からあっという間に今日の学校が終る… 「雄太、帰ろうぜ」 暇なので誘ってみたが 「ん?いや、無理っぽいな」 と微妙な拒否をされた
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