中目黒善樹の1日。

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チャイムが鳴るちょっと前に、彼が来ました。 「お、おはよう、中目黒、深夏。」 「おはよう、杉崎君。」 「おう!鍵、今日は元気そうだな。」 「ああ。最近は中目黒が雑務を手伝ってくれるからな。…ありがとう、中目黒。」 「…うん。」 …ちょっと恥ずかしいです。…顔、赤くなってないよね? 「朝からお熱いですな、お二人さん。ヒューヒュー!」 「ばっ、ちげえよ!俺はハーレム王なんだぞ!?深夏とも、もっとイチャイチャしたいぞ!」 …杉崎君、ボクとイチャイチャしてたと認識してくれてるんだ。…はぅ。 「中目黒も、ちょっとは言ってやって…って、なんで顔を赤らめてうつむいてるんだ!?嬉しいんだが、俺のハーレムは…。」 「ほら、杉崎、椎名、中目黒、もうチャイム鳴ったぞー。席につけー。」 …先生が来て良かった。これ以上はボクが保たなかった。
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