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凄く息苦しい・・
目眩がする
身体が怠い・・
これは全部ドリンクの薬の所為・・・?
「ん!んぅっ//;;」
宮本が今までどんな想いで過ごしてきたかなんて俺は知らない
だけど・・きっと辛かったんだ
宮本は昔からどんなに苦しい事があっても笑ってた
一人ですべてを抱え込んで皆に迷惑をかけないようにしてた
俺は宮本に・・何ができた?
「・・先輩・・?」
気が付いたら、宮本の顔が間近にあった
凄く心配そうに眉を寄せている
「・・すみません。やっぱりこんなの・・・間違ってますよね?」
あまりにも悲しそうに言うから、首を横に振りそうになった
「・・・家まで送ります」
小さく宮本は呟いた
俺は昔とは変わらない・・
まったく・・変わらない
傷ついてる奴を誰一人救えないんだ・・・
誰一人・・
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