動植物と人間の大きな違い

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座禅や 心の勉強を してる人の中で 勘違いしてる方が 多いものですが 有りのまま 受けいるという 心の心境は 自分の外側の 環境を そのまんま 受け入れる事では ありません 暑いなら 暑い状況を 耐えるとか 我慢するとか なれればいいんだとか 心頭滅却すれば 火もまた涼しいとかは 人間の能力の ごく一部の使い方にしか 過ぎないのです 集中力さえ確かにあれば 自分の回りが いくら騒がしくても 関係無いですが これではあくまで 受け身の人生 自分から自分の人生の ハンドルを握る事は 出来ません 根の生えた草木なら じっと我慢するしか ありませんが 動物でさえ エサが無ければ 自ら移動しますよ 人間は 外からのあらゆる 刺激に対して 自分の中に内包する 小宇宙 つまり心や気持ちが 変化していきます この内包する 小宇宙の変化にこそ 様々な答えや 導きがあり 寒いなら 寒いでやせ我慢せず 諦めず 腐る事が無ければ あぁ~ あったまりたいという 自然な欲求が芽生えて 快へ導いてくれるんです だからじゃないですか 世界中 寒い所から 暑い所まで 地球上のあらゆる所で 暮らす事が出来て 今や 宇宙で暮らす人さえ いるんですから 人間は あらゆる環境や 状況の変化に 臨機応変に対応して 喜びや快や 楽しみに変える事が 出来るのは 自分の中の 小宇宙 心と対話する力が あったからなんです でも今の世の中は 便利になると共に この自分の中の 小宇宙を使う力を 失いつつあるようです 誰かのせいや 何かのせいにする ということは 自分という存在を 自ら手放してしまう という事なんですから
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