非日常な朝-1-

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カーテンから溢れる朝日と雀の鳴き声で目が覚めた。 いつも通りの清々しい朝。 「んー、眠い」 伸びをしながらベッドから降りた。些か毛布が恋しいが、仕方ない。 そのまま部屋を出て、顔を洗いリビングへ。 リビングには母親が作った美味しそうなご飯が置いてある。母親はもう仕事に行ってしまったのだろうか。 ちなみに家族は俺と妹、父と母の4人だ。 妹は部活の朝練があるので、朝はほとんど会わない。 父は仕事の虫なので会社で寝泊まりしている。土日だけは帰って来て、母さんとラブラブするため、この上なくウザい。 そんなわけで、1人モグモグとご飯を食べながら、ニュースでも見ようとテレビを付けると、そこには驚愕の事実が映っていた。
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