非日常な朝-1-

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学校の裏へと出る一本道を走り出した時、前方に人影を発見。 遠目で確認すると、どうやら2人の男女のようだ。 リア充かよ、爆発すれば良いのに、と恨み(羨み)を込めた目で見ながら近づく。 そして気付いた。 女の方、翠桜高校の制服着てないか? しかもリボンの色から察するに2年、俺と同じ学年だ。 お世辞にも良いと言えない視力の俺には、この距離からではこの位しかわからない。 なんでうちの生徒がこんなところで……? 多少の違和感を感じながらより近づく。 女生徒の顔が視認できる様な距離まで来たとき、俺は思わず叫んでしまった。
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