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犬夜叉「お前は・・・1人でも大丈夫だ。俺が・・・惚れた女なんだからよ。」
かごめ「犬夜叉・・・」
犬夜叉は今にも泣きそうな顔をしてかごめを見ている。
かごめ(犬夜叉も、辛いんだ・・・)
かごめ「うん、分かった!大丈夫、あんたなんかいなくても、生きていける。」
かごめは泣きながら笑顔で応えた。
犬夜叉「・・・」
犬夜叉は何も言わずにかごめを抱き締めた。
もうかごめには触れない。それでも、犬夜叉は抱き締めた。
かごめ「不思議・・・とっても・・暖かいよ・・・」
犬夜叉「俺もだ、かごめ・・・」
お互い泣きながら抱き締めあった。
かごめ「あたし、犬夜叉の分も頑張って生きるからね・・・」
犬夜叉「俺の分はいらねぇよ。俺は消えても、ずっとかごめの側にいる。だから…かごめはかごめで、頑張れ。」
かごめ「うん、ありがとう・・」
そのかごめの言葉を聞き、犬夜叉が目を閉じると、一瞬のうちに犬夜叉は消えていった。
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