11人が本棚に入れています
本棚に追加
骨くえ開始だ!
「リリカちゃん?」
「はい。」
「装備品何使ってる?」
「えと…」
装備品、装備品、コマンドは細かく分けられているため、りりかは慌てていろんな場所を開けてみた。
「冒険者の服ですー」
「あと、とんかち」
「あはは、トンカチか😅」
室井さんの苦笑いが聞こえるようだった。
おかしいのかな??
「羽ある?」
「羽?ない」
みんなピンクのお揃いの羽だ。
パーティーメンバー全員が羽をつけている。
「あたし、倉庫にあるわ」
「持ってくるから洞窟前で待機してて!」
4人のパーティーの1人、果汁8%さんだ。
なぜ8%??
りりかは聞きたくて仕方なかった。
だが、今は洞窟前で待機が先だ。
一度に二つの行動がまだできないでいた。
洞窟前でリリカは正座してまっていた。
「きゃはっ、この子、正座して待ってるよ(笑)」
果汁8%さんが戻るなりパテ茶で叫んだ。
不思議なもので、画面のキャラクターは表情は変わらないが、態度は伝わるみたいだ。
りりかは、自分のために装備品を取りに行ってくれた先輩を待つには正座が一番自然に思えたのだった。
キャラクターは、トレードという機能を使い、互いにアイテムを交換しあうことができる。
「リリカ、トレ待機ね」
果汁さんからトレードの指示が飛ぶ。
「はい!」
最初のコメントを投稿しよう!