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｢佐伯さん？熱はないようですが、体調はどうですか？だるくないですか？｣
いつもの年配の看護士さんが問いかける。
｢はい。だるくないです｣
リリカの病気は、別名なまけ病とも言われ、しんどいが口癖になると言われていた。
とにかく身体がだるくなるのだ。
しかし、病は気からとはよく言ったもので、今のりりかには仕事？があるため、だるくなってる場合ではなかった。
夕食を終えたら、再び仕事があるのだ。スケルトン退治の…。
｢では、今日からお薬の調節をしますから、体調に変わりがあれば言って下さいね？｣
｢わかりました。｣
夕食を終え、薬を飲むと決まって眠気がやってくる。
しかし、今日のりりかは違った。いつもならやってくる睡魔に逆らいはしないが、なんせ使命があるのだ(笑)
｢よし、準備完了と。｣
読みかけだった小説には見向きもせず、携帯を手にする。
｢誰かいるかなぁ…｣
昼間決めた6鯖に、向かうとスルリとインした。
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