気高き蝶

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高嗣はいい子だから、うまくいくだろう。 そんなことを考えていたら、部屋の外から声がかかった。 「牡丹さん、そろそろ仕度お願いします」 牡丹「はい」 気の進まぬまま仕度をして、時間まで待つ。 亮様に贈られた着物を着たのは、せめて心だけは守りたかったから。 .
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