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「隼人~、起きなさ~い。朝ご飯出来たわよ~」
朝。
俺はマイマザーの心地良い声で目が覚めた
鼻腔をくすぐる朝食の匂いに誘われてリビングへ
「おはよう、母さん」
「おはよ~、隼人~」
このおっとりしたボイスを持つ人が俺の母
秋月久美(あきづき くみ)だ
かなりの美人で40歳を越えているハズなのに未だに化粧をしなくても20代後半と間違われるくらいだ
俺の自慢の母だ
「今日から高校生でしょ~?遅刻しないように気をつけてね~?」
おっとりボイスの割にかなりしっかりした性格の持ち主だ
因みに父は海外へ単身赴任中だ
外資系企業だからかなりの割合で海外にいる
まぁだからこそこの家は割と金持ちなのだが
「ごちそうさま。美味しかったよ母さん」
高級ホテルの朝食に引けを取らない母さんのシンプルかつ洗練された朝食を完食
俺は自分の部屋に行き真新しい制服に着替え色々と準備をして再び母さんのいるリビングへ向かった
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