178人が本棚に入れています
本棚に追加
「へー、名前は?」
「相田恵です」
「ぶっ!?相田っていうとあの相田夫妻!?そりゃ有名だわ」
そ、そんなに驚く程有名なのか?会った時には普通の人だったけどな。
「普通のおじさんおばさんですよ?」
「あ、会ったことあるのかい!?くわぁ~、ぜひサインをお願いしたいね」
さ、サイン?どんだけだよ。
「おーい!新人ー!」
ん?坂本先輩が呼んでる?
「おっ、沙希もいたか。今日の夜にお前の歓迎会をやろうって話しなんだが、都合いいか?こっちは三人ともOK。お前ら二人がいいなら作戦決行だ!」
えっ、そんないきなりだな。めぐには何も言ってないし…。
「あたしゃーもちOKです!隊長!」
うっ…、じゃあ後はオレだけ?仕方ないかな…。めぐにはメールしておこう。
「オレも大丈夫です」
「よっしゃ!じゃあ場所は決めておくからな!たらふく飲んで食えー!」
「うっしゃー!宴会じゃー!」
うわー、すごいハイテンション。ついて行けるかな?
それだけ言って坂本先輩は仕事に戻っていった。
めぐにメールを……。
最初のコメントを投稿しよう!