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「拒否して良い?」
「拒否されたら実際に、俺の姿見られてるから殺すしか無いじゃないか」
理不尽再び
「謹んでお受けします」
そして簡単に恐怖に屈して敬語になってしまうアキト
「しゃあないから二つプレゼントを上げよう」
どうせ物語の開始時に貰えるのはロクな物じゃないだろうと思いつつソレでも何も無いよりはマシだろう
「なんですか?」
「一つ目は魔法の素養、一応勇者だし万能属性あげる、無属性は勿論全属性使えるようになるよ頑張ればだけどね」
頑張れば…が余計だが始めての幸運がアキトに舞い込んだかも知れない、コレは冒険するに当たってかなり重要そうだからだ
コレはアキトも素直に喜んだ
「もう一つは武器だ」
一つが魔法だった分二個目もかなり期待出来るんじゃないか?
そうアキトは期待してしまった、それが彼の罠だとも知らず
「武器はコレだ!」
まばゆい光が辺りを包むとアキトの目の前に光が収束していく
その神々しい光の中から現れたのは………!
「何これビューラー?」
まごう事なきビューラーだった
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